バフェットの肥満細胞腫

バフェットには肥満細胞腫が二か所ある。3〜4年前から左の横っ腹にできた丸いしこりのようなものが年々大きくなり、今ではピンポン玉くらいの大きさまで肥大してしまっている。しこりができて間もなかった頃、中の細胞を注射器で取り出して検査したところ、悪性ではなかったようだが、その後破裂することなく大きくなってしまった。今では毛皮が薄くなってその部分だけ、ぽっこり出っ張っているのがわかる。
1年ほど前から、今度は右手の手首のところが大きくなり始め、今では手首が左側と比べると二倍くらいになっている。みているとちょっと痛々しい。。。でも、食欲はあるし、普通に歩いているし、お散歩に出かけた時もジャンプしたり木に登ったり、お昼寝しているときも大きくなっている左側のしこりを下にして寝ていることも多く、観察している限りは至ってふつうの様子。
一度はお母さんも病院に連れて行くことを考えたらしいが、バフェットが病院を異常に嫌がるのと、高齢なので麻酔して手術して摘出する・・・痛みを伴うストレスは与えたくない、という気持ちがあって、そのままにしている。実際、このあたりの動物病院はペットに異常があると、すぐ安楽死させてしまうから、お母さんがバフェットを連れて行きたがらない一番の理由は医者を信用していないというのが大きいかもしれない。数年前にガチョウの目がすごく赤く腫れたときも病院に連れて行ったら、手の施しようがないから安楽死と言われて連れて帰ってこれなかった。去年、体調を壊したケイティという黒猫も病院に連れいてったきり、入院させられ5日後に安楽死させられ、遺体で家に戻ってきた。
悲しいことばかり続いていたから、これ以上バフェットにまでそんな事態があったらイヤだというのは、お母さんも私も同じ気持ちなので、そのまま寿命がきて看取ってあげるのが自然だろうと思っている。

日ごとに大きくなる細胞腫。悪性でないのだけが救いだが。。。