シャクトリ虫

2009年5月22日の日記から

いつもは座卓下の定位置にいるしーちゃん。ブラッシングをするときだけは違う動物に変身する。
春から夏までは冬毛が夏毛に生え変わるので、ブラッシングが欠かせない。ゴエの場合、ただのブラッシングはキライみたいで、気持ちがいいはずであろう、頬だの耳の後ろをブラッシングしても、ブラシに噛み付かれ、妨害されてしまう(涙) だから、彼のブラッシングタイムは肉球チパチパしている間だけ・・・肉球のおしゃぶりに夢中になっているときだけは、怒られずにブラッシングできるのである。
で、しーちゃんは・・・というと。ゴエの肉球チパチパタイム&ブラッシングが一通り済むと、今度は自分の番だとわかっている。座卓下にいる彼女の首の後ろ辺りを軽くブラッシングし始めると、顔をのぞかせ体をよじり、「反対側も頼むわよ」といわんばかりにゴロンと転がってくる。首から背中にかけて体全体にブラッシングをしていると、そのうちめいっぱい体を伸ばして、わき腹もお腹もやって〜♪という状態になる。( ̄ω ̄;)
と、ここからが彼女の得意技! 横たわった肢体を、伸ばした前足へ引き寄せ、縮まったかと思うとまた前に体を伸ばし、また前足のほうへ体を縮め。。。を繰り返し、まるでシャクトリ虫のような状態で座卓の下から出てくるのである(笑) そしてニンゲンの膝のまん前に堂々と体を横たえて「前も横もみーんなブラッシングしてちょうだいね」 と言ってるような顔でこちらを見るのである。
ニンゲンが寝入ったとき意外は座卓の下から出てこないしーちゃん。ブラッシングが気持ちいい♪と学習すると、そのときだけは恐れもせずに大胆に体を伸ばして、ニンゲンの前で無防備に横たわる。極度の怖がりさんで、人馴れしないしーちゃんが、こんな大胆な行動を取るとは・・・ちょっと驚きだ( ̄▽ ̄) ブラッシングをせがんで床のラグの上をシャクトリ虫のように伸びたり縮んだりしてニンゲンに近寄ってくる姿もすごくかわいらしい♪♪♪ だんだん家ネコっぽくなってきて嬉しい限りだ。