利口なしーちゃん

2009年4月3日の日記から

最近、しーちゃんは定位置の座卓からだんだんと自由に部屋の中を歩き回るようになってきた。しかもニンゲンがそばにいても、こちらが直視しなければ、座卓下から顔を出し様子を伺ったあと、トコトコと出てきてゴエ門に絡んだりしている。。。(笑) ニンゲンが部屋の中を往来していると、逃げるようにソソ...と、走り去っていくことが多いしーちゃん。今朝はこんなことがあった。
目が覚めて、ゴエ門の朝一番の肉球チパチパに付き合い、30分もやっているんだからいいだろう・・・と、体に張り付いているゴエ門を、グーッとお布団に押し込んで起き上がると、座卓の下でしーちゃんが「にゃー」と鳴く。最近の彼女の声にはトゲがなくなり、大概は挨拶代わりに声をあげていることがわかってきた。つまりこの「にゃー」は「おはよー」という意味で、彼女の頭を撫でても文句を言わずに、満足げな顔で撫でられるがままになっている♪ (かわいい)
ベランダの窓を開けると、すかさずお布団の中からゴエ門が飛び出してきて、ベランダにあるお気に入りの草を食べ始める。今日は朝からだいぶ暖かで、心なしか花粉の量も和らいでいるので、窓を開けっぱなしにして、お布団をたたみ始めた。そうしていると、座卓の下から顔を出したしーちゃんがニンゲンの様子を伺うので、「ベランダに出たいならいいよ」と言うと、そそそ....と開いたままの窓辺に移動した。でも、ベランダに出るにはちょっ勇気がいるのか、一瞬出ても、すぐ戻り・・・を繰り返している。数回行ったり来たりしたあと、ゴエ門がのん気に草を食んでいるのに安心したのか、初めてしーちゃんがベランダの探検を始めた。
その様子のかわいらしいこと♪でも、しーちゃんの場合、高いところに簡単にジャンプするので、もし弾みでベランダから飛び出されても困るなぁと思っていたら、ニンゲンの思いを察知したのか、クンクン匂いをかぎ歩いていたしーちゃんが、急いで部屋に戻ってきた。
しーちゃんはニンゲンが話すこともわかっているし、言葉に出さなくてもこちらの様子ですぐ反応するので「この子はつくづく賢いネコなんだなぁ」と思うのだった。