尿路結石について 

ゴエ門の場合、以前から排尿に関しては問題があった。2歳になったころから、すでにストレス性血尿やら結石が溜まりやすいとか・・・秋口から冬場になると、毎年のようにオシッコ問題が出てくる。だから、食生活や健康管理には気をつけていたのだが、今回の結石に関してはお医者様に「(結石が)相当溜まってますよ」と言われるまで、どれだけ深刻な状態になっているか、気づいていなかった。
普段、家の中だけで生活していて、ストレスも溜まりやすく、ニンゲンが外出しない日はストーカーのようにずっとあとを追いかけて、な〜おん、な〜おんと鳴き続ける。おやつを与えると静かになるので、要求されるがままにカニカマや煮干、またたびスナックを与え続けてしまっていた。ニンゲンの子供だって、ジャンキーな食べ物ばかり与え続けていれば病気になるのに、ニンゲンの体の10分の1しかない大きさの猫に毎日食べさせていれば、体を悪くするのは当たり前だ。ゴエ門のワガママを聞き続けた猫母の責任・・・と大反省(涙)
お医者様がおっしゃるには、「エコーで見ると、膀胱に大量の結石が溜まっていて、今回尿道につまってオシッコが出なくなったようだ。あと数日処置が遅ければ毒素が逆流して命にかかわる状態になっていた。」と!!! (汗) もし、詰まっている結石が尿道を通って出てこなければ、尿路を切断しなければならないかも・・・と脅された。(ゴエ門、あやうくニューハーフにさせられるところだった) 幸い、カテーテルを入れたおかげで膀胱のオシッコは出てくるようになったので、後は療養食を食べさせて膀胱内の結石をどんどん出すよう治療するしかなかった。「治療の途中でまた尿道に結石が詰まったら、次は切断を覚悟してください。」といわれ、本当に泣きそうな思いで、必死にゴエ門の看病をした。
ボラ仲間の友人たちから教えてもらったのは、療養食をどんどん食べさせて、水をたくさん飲ませるために運動させること。特にジャンプさせるといいらしい・・・ので、退院してまだ、ぐったりしているゴエを上に放り投げてソファに着地させるようにしたり。。。本人が嫌がるのに無理やりジャンプさせるような運動を半ば強制的にやらせた。
その甲斐あってか、その後はすっかり良くなって、トイレ立てこもり状態(・ω・)・・・もなくなったが、一時はどうなるかと本当に焦った。思えば、前年の秋に尿路結石の症状っぽくなって、療養食を食べさせていたのに、調子が良くなったから・・・と、カニカマや煮干のおやつばかり与えたのがいけなかった。(T_T) のうちゴエ門には珍しく、目ヤニが多く出る日が続いて、毎日ティッシュで拭かないといけないくらいだったり、なぜだかお腹がポッコリしてきて中年太りか?なんて思っていた。あのペンギンスタイルでお腹のあたりをしきりに舐めていた姿も、膀胱にオシッコが溜まって何か違和感があったに違いない。入院直前はご飯も食べなくなり、洋服ラックの奥の暗がりへ行きたがった。あれも、体調が悪くなっていた証拠だったのに・・・気づかなかったなんて、ホントに猫母失格・・・と反省しきりだった。
トイレも食事もちゃんとあるのにワーワー鳴きながら後追いするときは、ちゃんと遊んであげなくては。。。おやつでごまかしていると、また結石がたまって、今度こそニューハーフにさせられちゃう。。。(>_<) ゴエ門、本当にごめんよーーーっっ 悪いかーさんを赦してね(涙)