回想録

そういえば、シーちゃんが正式に興し入れになったころ、7月も後半で暑い日が続いていたというのにゴエ門は相変わらず、だっこ&肉球チュウチュウだし、シーちゃんは。。というと「あたしを撫でなさいよ!!」とでも言ってるような鳴き声で私のそばに寄ってくるのが習慣になっていた。左腕でゴエ門を抱き、右手でニャーニャーさわぐシーちゃんの背中を撫で。。。まるで、ふたりの小さな子供を抱えた母親みたいな状態の朝が毎日続いた。(猫の召使い・・・ともいうらしい)
シーちゃんは、よそへ預けられたり何か生活環境が変わって怖い思いをするたびに、いい子になっていく。おっと・・・、ゴエ門を抱っこしているときに「撫でて〜」と寄ってくるのがいい子かどうかはわからないが、ニンゲンとのコミュニケーションの取り方を学習しているというか、信頼関係がだんだん良くなってきているように見える。
しかも、「自分は正式に家族に迎えてもらえた」という意識があるのか、ニンゲンの言うことをよく聞くようになった。やっぱり、お預かり猫ではなく我が子として見ているこちらの態度が変わったことも影響しているのかも。。。小っさい頭で、そこまで理解しているとしたら凄いかも・・・