シーちゃん、正式に興し入れ決定

2008年8月7日の日記から

シーちゃんが我が家でお預かり猫としてやってきてから1年になる。
思えば、ルナが死んでからあまり間を置かずに新しい子をうちに迎え入れようと思っていたところへ、外猫で3ヶ月も暮らして人を信用しない難しい子がいる・・・と連絡を受け、共生するのが難しいことをわかっていながら、とりあえず預かることにした。
うちに来て以来、容姿端麗なので里親さん希望のお話は何度も来たのだか、顔の美しさからは想像できないほどの凶暴ぶりに、お見合いにいらした希望者からことごとく「もう少し人馴れした子のほうが・・・」と断念されきた。
そして結局、うちのゴエ門のハートをゲットしたというか、(長く連れ添ってしまったために)「今さら別の子をあてがわれてもボクは受け入れられません」っという態度をゴエ門に取られて、やむなく行き場のなかったシーちゃんは1年のお預かり期間を経て我が家の一員として正式にお輿入れ。。。ということになった。
そもそも人間慣れしないのだから、そのまま外の子として生きて行ってもいいくらい、それはそれはたくましく性格もかなりキツイ子だったのに、外の生活を全く知らない箱入り息子のゴエ門に恋をして、その熱烈なシーちゃんのアプローチをあっさり受け入れたゴエ門のため・・・と、言うほうが正しい結論かもしれない。
ゴエ門はとにかく甘ったれで、私以外の人間には、よほど慣れていなければ姿さえ見せない臆病者で、猫同士に関しては、自分よりも要領よく人間に取り入る新入り猫の存在に血尿を出してしまうほど嫉妬深いときている( ̄ω ̄;) (最悪)
先代のルナは、ゴエ門に対して優しいお姉ちゃんとして接してくれていたので、ゴエ門は良くも悪くもルナに甘えっぱなしだったけれど、シーちゃん以外で我が家に一時預かりでやってくる猫たちに関しては、実はゴエ門、猫に対してあまり興味がないらしい。・・・というより、人間に取り入るすべを知っているネコに対しては、私が他の猫に取られちゃうと思うのか、反応がめちゃめちゃ悪い。
ところが、なぜかシーちゃんにだけは、ナゴナゴ言いながらマウントしてみたり・・・トシ相応の男っぷりも見せたりする。やはりシーちゃんのお色気たっぷりのアプローチに悩殺されのか。。。?シーちゃんが私に懐かない、というのも彼にとっては好都合のようだ。
それで、ゴエ門はシーちゃんべったりなのかと思いきや、シーちゃんはあくまで同居人レベル以上にはならず、彼女がクネクネ寄って来れば拒まないけれど、自分の欲求を満たすのは、私だとちゃんと認識している。つまりゴエ門にとってのプライオリティは、”猫母>ゴエ門自身>シーちゃん”ということになっているようだ。
8月に入り正式に家族に迎え入れたシーちゃんとの生活が新たに続くのだが、1年経っても相変わらず目が合うだけでシャーシャー言われ(涙) 私を嫌っている態度の彼女と、この先もずっと、ある種のライバル意識を持ったオンナの戦いが続くのかと思うと、先が思いやられる。。。ホントに