シーちゃんのお見合いその後

シーちゃんのお見合いに関しては、色々と注意事項があったのでシーちゃんに関する文章を添えて保護主さんにお渡しした。
猫好きの男性とは聞いていたけれど、シーちゃんの性格等を理解していただいたうえで、実際に引き取るかどうか判断してもらいたかった。(もう完全に、娘を嫁に出すオヤジのような気分) 男性はテンション低めではあるものの、猫のことを理解しようと努力を惜しまないかたのようで、ケージ越しでシャーシャー威嚇攻撃をするシーちゃんに忍耐強くコミュニケーションを取ろうとしてくれていたらしい。
ところが、シーちゃんにアプローチをしている男性の足元で、シェルター内の別のメス猫がスリスリスリスリ・・・。里親を待っている猫のほうからニンゲンの男性にアピールしまくったらしい。その猫、そこのシェルターでは「里子に行けない(だろう)シェルターの女王様看板猫」と言われていた。ところが、このメス猫、ニンゲンの女性には愛想がないのに男性が来ると猛烈にベタベタ猫になるのだ。その日も、お見合いに来た男性の膝の上に乗って昼寝をはじめ、その男性のそばを離れようとしなかったらしい。
で、結局、その男性、本命のお見合い相手である威嚇攻撃しまくりシーちゃんを諦めて、熱烈歓迎アピールのメス猫を里子に迎えることにしたそうな。。。
かくして、またもやお見合い失敗のシーちゃんは我が家に出戻ってくることになってしまった。