新入りお預かり子猫

タッチーが寮を卒業していって、ひとり残ったノラ猫根性バリバリのシーちゃん。ニンゲンがいない間、寮長のゴエ門相手にどんな遊びをしているのだか・・・( ̄ω ̄;) 今の我が家での生活もなじんで来たようだし、家の中が荒らされる以外は問題ないので、新しく保護されたチビにゃんこを預かることにした。
茶トラの男の子でボブ尻尾の体の小さい子猫。生後2ヶ月くらい。江東区のとある公園に兄弟5匹で捨てられていたそうだ。保護されたお宅へ様子を見に行くと兄弟の中でも一番小さい男の子。好奇心旺盛で人にもよく慣れていて何しろかわいい♪ 狭いケージ生活をするよりも、先住猫がいる家で共同生活に慣れる訓練も兼ねて我が家で預かることに。移動中のキャリーの中でもピーピー鳴くこともなく、いたって穏やかな性格。そのチビ猫が来ることで、シーちゃんの性格も少しは良くなるんじゃないかと思った。
人間社会でも言えることなのだが、やはり社会生活は一対一では成り立たず、自分以外に2種類の相手がいないと社会生活とは言えない。ので、更生施設としてはチビ猫がくることで猫社会の縮図を形成できることになる。ついでに、シーちゃんにはゴエ門以外の猫からニンゲンと仲良くする方法を学習してもらいたかったので、いい環境になるだろうと期待していた。
でもこの仔猫、全くといっていいほど他の猫がキライときている。興味津々で近寄るゴエ門を無視し、たまに顔を見せるノラ化したシーちゃんには目もくれず、ひたすらニンゲンの足元にへばりついて離れようとしない。ゴエとちょっと絡んで遊んでも、プロレスごっこになると体が小さいので全く勝てず面白くないらしい。すぐニンゲンの足元に助けを求めて飛んでくる。走り寄ってきて足の甲の上に乗ってくるので蹴飛ばしそうになるのだが、鳴き声もかわいらしく「にゃあ〜ん♪」と鳴くので、「この子、かわいい♪」と、ついついヒイキしてしまう。。。シーちゃんが人慣れしなくて参っていた分、このチビにゃんこの存在が寮母の心を癒すオアシスになった。