シーちゃんの嗜好

スーパーノラ猫の好物は炭水化物。ネコ餌のカリカリを置いてあっても、ニンゲンの留守中に食パンの袋を食いちぎってパンをガブガブ食べてしまう・・・(T−T)しかも高い棚の上に置いてあっても全然へっちゃら。どうやって飛び乗って食べるんだか、ゴエ門だって登ったことのない網棚の上へひょいっとジャンプして食べてしまう・・・。
今までゴエ門をはじめ歴代同居してきた猫たちがやったことのないような台所の荒らし様にマジで参っている。
おにぎりだって、おかか入りだとかシャケ入りなら食べちゃうのも仕方ないか・・・と思えるのだが、スーパーノラ猫のシーちゃんは梅干しだろうが昆布だろうがお構いなし。翌朝お弁当に持っていこうと夜のうちに握っておいたおにぎりをカバンから引っ張り出し、包んであるラップを食いちぎり半分くらい食べてしまうのだ。そのほかにも、調味料の棚に置いてある味噌やチーズ風味のスープの素、袋入り調味料などなど・・・毎日のように荒らされている。プラスチック包装された固形のカレールーに歯型がついていたときはマジでびっくり!シーちゃんの味覚はいったいどうなっているんだ??
家の中を放し飼いにしたのはいいけれど、食べ物だってお水だって何ひとつ不自由しているものなんかないはずなのに、なんでこいつはニンゲンの食べるものばかり襲うのだろう。。。しかも夜中、ニンゲンが寝静まったあとで・・・。まるでネズミみたいっっ
ゴエ門にはありえない行動なので、まさか食い荒らすなんて夢にも思わない。こちらもついうっかり油断して食べ物を冷蔵庫とか戸棚の中などにしまわないのがいけないのだが、ネコのご飯よりニンゲンの食べ物ばかりあさる猫っていったい・・・( ̄ω ̄;) やっぱり日本橋の下町を野生のごとく生きてきたお母さん猫から受けた継いだ知識は、おうち暮らしを始めて4週間になってもまだまだ抜けないのかも。。「ニンゲンがそこいらに置いて行くキャットフードなんて信用して食べるんじゃありませんよ、毒が入ったキャットフードを食べて死んだ仲間もいるんだから。ニンゲンが捨てた食べ物は安全だからゴミ袋を食いちぎって食べなさい」とか、お母さん猫に教育されていたに違いない。
おうちの中で生活しているのに完全にノラ猫状態のシーちゃんにはホントに困ったもんだ。「寮長のゴエ門、シーちゃんにデレデレしてないで、少しはおうちでの暮らし方を教えてやってよ、全く。。。」