元ノラの品格〜背に腹は変えられない?

2007年8月10日の日記から

ニンゲンがキライで怖くてシャーシャー言ってても、餌につられて大人しくなっちゃうのって元ノラ不良猫としてどうなの???って思うことがある。

笑えるのは男の子のほうのタッくん。シーちゃんの威嚇攻撃につられてシャーッ!!とか言ってみるものの、「タッくん、そういう顔しないのっ!」と私がいうと、鼻下のおひげの筋肉を吊り上げ眉間にしわができるほど威嚇していた顔が、舌をちょっと出して口元は開いたまま、眉間のしわも頬のあたりのこわばった表情も一瞬ゆるんで目つきは普段の優しい顔になる。口元だけは威嚇したときのまま犬歯が見えるほど口を開いた状態で。。。(・ω・;)その顔がなんとも間抜け...というか、犬が喜んで舌を出してハーハー言うときの顔つきに似ているから、つい笑ってしまう(爆)

そして、おやつのサラミスティックとかを鼻元へ持っていくと、とたんに態度が変わってパクパク食べ始める。どんなに威嚇してみせたところで空腹には勝てないのかな(笑)腹が減っては戦はできぬ・・・ってことかo( ̄▽ ̄)o まあ、もとはと言えば、ノラ生活をしていたところを捕獲器の中の餌に釣られて捕まっちゃったわけだから、美味しいものを食べさせてもらえるなら態度を改めないと・・・というところなんだろうけど。

シーちゃんも最近は同じようにシャーシャー言うのに、ゴエの一声で大人しくはなるわ、威嚇攻撃しかけてきても好物のホタテ缶をフォークで口元まで持っていくと表情が変わってパクッと喰らいつく・・・という反応に変わってきた。シーちゃんの場合、来た当初からゴエ門に色々面倒を見てもらっていてニンゲンは大キライでもゴエ門大好き♪っ子だから、ゴエがそばに来るだけで、ぜんぜん態度が違う。
時々、ゴエ門に「檻から出して〜」と鳴いて訴えていることがあって、ゴエがシーちゃんの代弁をしに私の後を追いかけてきて何やらワォワォ賢明に訴えてくる。「シーちゃんが出してって言ってるよ!出してあげなよ〜」って感じ・・・(笑)。本当はケージから出してあげたいけど、まだ続いている下痢と嘔吐が止まらない限り部屋に出しっぱなし・・・というわけにはいかない。
今日こそは病院へ連れて行き(たぶん恐ろしいことになるだろうけど。。。)ちゃんと診察してもらわなければ!

シーちゃん、おとなしくしていてくれよー