大脱走大暴れ。。。の巻

2007年8月9日の日記から

今朝はシーちゃんに脱走された。しかも出勤30分前に・・・(涙)
たぶんケージの扉のかんぬきがきちんとかかっていなかったんだと思う。だからシーちゃんに罪はないのだけれど、トイレの躾がまだ出来ていない + ゲロを吐く + 破壊行為がすごい・・・の理由を考えると放ったまま家を空けるわけにはいかず、捕まえてケージへ戻すことを決意。
。。。ううっ
でも、シーちゃんは本当に怖いから捕まえられないんじゃないか(>_<)捕まえても思いっきり怪我するかもしれない。。。どうしよう

それでも意を決して再びタオルを片手に逃げ惑うシーちゃんを追いかける。ただならぬ雄叫びをあげながら走り回る彼女の背後から刺激しないようにゆっくりゆっくり追い詰めるのだけれど、向こうも捕まらじと必死だ。部屋に逃げていったので追いかけてくとシーちゃんは窓に向かって突進。彼女、ベランダの外が見えていたから逃げられると思ったらしい。勢い良く飛び出していって網戸に衝突。バーーーンッッ!!!体は跳ね返って床に転がってしまった・・・。(マンガを見ているようで私はおかしかったんだけど)その様子を見ていたゴエ門は「んくるる、くるる」と言ってまた何か必死で言い聞かせている。

今度は台所に逃げて行き、ガス台によじ登ったところをうしろから捕まえようとしたら、横っ飛びして(忍者かムササビのようだった)お鍋の置いてある棚に激突!その勢いでお鍋の蓋やあたりのものが勢いよくガラガラガッシャーン!!ものすごく大きな音に私もびっくりしたけど、爆音に驚いたのは猫たちも一緒。ボルテージが最高に達したシーちゃんは黒く長い尻尾をブラシみたいに膨らませてまた部屋のほうへ鉄砲玉のように逃げていった。すかさずそのあとをゴエが追いかけていき、窓の付近で立ち往生してシャーシャーいうシーちゃんに、必死にくるるくるる。。。と言い続けている。まるで「恐くないよ、大丈夫だから落ち着いて」と説得しているようだ。
一瞬、冷静になってその様子を見てみると、なんと、さっきの轟音でびっくりしたせいでゴエ門の黒い背中の毛が全部逆立ってしまっている。。。(マンガに描かれる全身の毛が逆立ったニャロメ(古!)そのもの)なのに、怒ったふうにではなく我を失っているシーちゃんを一生懸命説得するように話しかけているではないか。みんなが取り乱している中で、ゴエ門ひとりだけが冷静な態度なのにはちょっと驚いた。毛が逆立ったままのゴエの背中がすごく頼もしく見えて涙が出そうになった。

そして玄関に逃げていった彼女を今度は洋服掛けの奥に追い詰めて、これがラストチャンス♪と、奥でシャーシャー言ってるシーちゃんを捕獲することに成功♪タオルで顔を覆いまわりを見えないようにしてから、首根っこを捕まえて引きずり出せたのだけれど、その間もずっとゴエはシーちゃんに向かって、んくるるるくるる・・・と話していた。ゴエはえらいなぁ。私とシーちゃんの間に割って入ってきてなんとか説得しようと必死だったんだものね。

やっとのことで事なきを得たが、出勤前からもう汗だく。。。猫のほうだってものすごい怖い思いしながら必死で逃げていたんだから、当然ヘトヘトでしょうけど。
こんな生活が毎日続くのかと思うと朝からゲンナリ気分になった・・・(´Д`;)