ゴエ門、更生施設の寮長になる

2007年8月7日の日記から

ノラの子として生まれ、3ヶ月もお外暮らしをしてきた八割れ兄弟の2匹。お姉ちゃんのシーちゃんは手が付けられないほど凶暴で、目つきも悪く「人間なんか絶対に寄せ付けません」といった顔で睨みをきかせている。。。
いつ引っかかれるかとこちらも怖いので警戒しながらのお世話なのだが、ケージを覗き込んだだけでシャーッッッ!!バシバシッ!とパンチが飛んでくるので(悲!)ケージ内のお水やトイレの交換もままならない(ToT)

ところが、そのけたたましい威嚇攻撃の音を聞くとゴエ門が飛んできて、シーちゃんに向かって「んーくるるる・・・」と何やら話しかけている。しかもゴエが私とシーちゃんの間を割って入って行き、シーちゃんに鼻をつきだして「くるるくるる」と話しかけると、それまでものすごい形相をしていたシーちゃんがとたんに大人しくなるのだ。

「ったく、ご飯あげようとしているだけなのになんだっていうの!!」と怒りモードの私に、ゴエは体をすり寄せて来て「んあぉ」と、ひと鳴きして去っていく。。。「あんまりいじめないで優しくしてね」と言われているようだ・・・(*_*)
ノラっ気バリバリのスケ番シーちゃん。我が家はいつのまにか人間嫌いな猫を更生させる施設となり、その施設内の揉め事はゴエ門が取り仕切るようになっている。
あんなに甘ったれ坊主のダメダメオトコと思っていたゴエが立派に寮長を務めているなんて。。。あたしゃ嬉しいよっっ(涙) ゴエ門は小さい時に親元を離れ我が家に来たので、お母さん恋しさに乳母猫のルナと私に甘えるだけ甘えて育ってきた。だからこういう気難しい仔猫との生活にどういう反応をするのだろうと心配もあったけど・・・。あー、やっぱり甘やかしすぎていたんじゃなくて、愛情たっぷりに育てられた子は大人になっても優しい子に育つんだなぁ♪と思った。
ゴエがいい子に育っていて良かったと思う猫母なのでした。(*^。^*)ホッ