【英国】バフェットの日常

脂肪細胞腫のバフェット。母は「癌の一種だから長生きはできないわよね」というが、15歳をとっくに過ぎている老猫バフェットは、すこぶる元気で食欲も旺盛だ。
毎朝6時過ぎになると、デカい声で「Owaoo, Owaoooo !!!」メシーメシー!!と鳴いて、階段下から叫び続ける。母も耳が遠いため、バフェットの叫び声は聞こえていないらしいが、廊下を挟んだ離れになっている私の部屋までその叫び声が聞こえてくる。何ごとか?と思って出ていくと、「メシ、まだかよ」・・・くらいな勢いで、ワォワォ叫び続ける。台所まで降りていき、彼のお気に入りの猫缶を出すと、鼻息荒くガツガツ食べる。ひととおりお腹が満足すると、ベランダのドアから朝のパトロールに出かけていく。
30分〜1時間ほどすると、窓から見える石塀に座って家の中のニンゲンの様子をうかがい、こちらと目が合うと、すかさずドアのところへ駆け寄ってくる。部屋の中に入れてあげると、今度はブラッシングタイムのおねだりだ。PCワークをしている私のテーブルのそばまでやってきて、頭を突き出して「なでろ」と催促してくる・・・( ̄ω ̄;)
朝早くから、バフェットの思いのままに操られている私…。英国ではネコの執事と化している。