【英国】バフェットのその後〜脂肪細胞腫

昨日、英国の母からメールが届き、先週獣医がバフェットの往診に来た際、「すぐに手術が必要だから、このまま入院させましょう」とバフェットを連れて行き、脂肪細胞腫で腫れあがった右前足を切断手術して昨日自宅に戻った…と連絡があった。
そのついでに左の横っ腹にあったピンポン玉大の脂肪細胞腫も摘出したとのことで、命に別状はなかったらしいが、3本足になってしまったバフェットのことを思うとすごく心が痛くなった。
・・・というのも、バフェットをかわいがっていた父がおととし、足の動脈瘤で腫れた足先の治療が遅れたために左足を切断する・・・という大手術のあと、4日後に心臓麻痺で亡くなった。だからバフェットの右前脚切断のニュースは、父のこととダブってすごく悲しかった。
すぐに電話をかけて状況を確認したかったが、一番つらい思いをしているのは母だし、励まさないといけない。でも自分が感情的になっていてはダメだと思い、メールも読み返せぬまま、返信もせずに眠れぬ夜を過ごした。
病院から戻ったバフェットは、3本足で二階の母の寝室に駆け上がりベッドで一緒に一晩過ごしたし、次の日もお気に入りのゴミ籠のなかで寝ていたということだったけど、これから先、あとどれくらい生きられるのだろうか…と考えてしまう。不安と戦いながら日々を過ごしている母と老猫のことを思うと、そばにいてあげられない歯がゆさとつらさが入り混じって、なんと言ってメールを書いたらよいのかわからず、ゴエ門を抱きしめて涙するしかできなくて・・・。いまだに励ます言葉がみつからず、心が痛い。夕方までにはなんとか返信書かなくては。。。