消えたマユゲ

猫のマユゲって、元気よくピンピン生えている草のようで不思議。でもそれがそれぞれの猫たちの個性的な顔を演出していると思う。
黒白八割れ猫のしーちゃんは、白いマユゲが黒地の毛に良く映えてキリリと引き締まった顔をしているが、ゴエ門はおヒゲもマユゲも黒いので全身真っ黒の毛皮にはマユゲの存在さえ気づかないくらい、ツルンッとした顔をしている。
ところが最近、抱っこをして顔を撫でていると右目の上に生えているはずのマユゲがなくなっていることに気付いた。��(*o*) よく見ると、ハサミで切り落とされたみたいに根本1センチくらいを残して右のマユゲがない(汗) 切れているマユゲの端を丹念に触ってみると、火で焼き落ちたようなダマになっている。う〜ん。。。家で火を使うのは台所だけだし、ガスの火に顔を近づけたとは思えない。おかしい・・・原因がわからないまま数日が過ぎた。
マユゲが半分なくなるほどの熱が加わるとしたら、考えられるのはアイロンだけど、アイロンだって使用した後はすぐ電源を切るようにしているので、それはないはず。。。じゃあ、最近使った高熱を発するもの・・・と、考えていた週末、久しぶりに友人が遊びに来るので、部屋で香を焚いた。
あっ! と、その時気付いた。先週電話回線の工事の人がくるので、室内空気のリフレッシュに...と、長いステック状の香を焚いたことを思い出した。灰受けがないので、観葉植物の植わっている鉢の中に挿した。私が部屋を出て行ったあとで、きっとゴエ門は嗅ぎ慣れない香の匂いに興味をいだいて香の先から出ている煙に顔を近づけたに違いない。それで小さく燃えている香の火でマユゲを焼いてしまったのだろう。
それにしても、真っ黒顔だからマユゲが目立たないにしては、日中の光にあたるとマユゲが半分ないのがはっきりわかる。なさけない…というかマヌケな顔になってしまっている(涙)
半分亡くなったマユゲ、いったいいつになったらもとの長さに生えそろうのだろう・・・。相変わらずのドジ猫ぶりのゴエ。おバカニャンなんだから。。。まったく( ̄_ ̄;)