長毛子猫がやってきた

2009年10月24日の日記から

千葉のとあるお宅で生まれた子猫。もともとは怪我をした子猫を保護したらすでに妊娠していたらしく。。。自宅で介抱していたら、あれよあれよと太ってきて、ある日会社から帰ると子猫を3匹生んでいてびっくり!!だったそうな・・・
おうちで面倒見るには先住の老猫2匹と合わせて6匹・・・。多すぎるので里親を知人経由で探していたらしい。たまたま私の耳に入って写真を見ると茶トラの男の子だったので、お試しでうちの子たちと馴染めたら引き取ろうと思った。(そう、これが例の長毛子猫) で、お見合いに行ったのと同時にキャリーに入れて連れ帰った。(千葉の奥地だったので、遠かったぁ...)
毎度のことなので、おそらくゴエもしーちゃんも新入り子猫をすんなり受け入れるだろうと思っていた。でも、このチビ猫。生意気にもキャリーのメッシュ越しに覗き込むゴエ門に向かって、ウーウー威嚇し始めた。その声のでかいこと!!千葉からつれてくるときもこの世の終わりか??というようなでっかい声で
みゃおおおお、みゃおおおおおおおと地下鉄のホームじゅうに聞こえるように鳴いてくれるので、マジで恥ずかしかったのだが。
キャリーからしばらく出さずにいたら、ゴエとチビ猫が見合ってウーウー言い合っている。まずい、と思って慌ててキャリーをケージに入れようとしたとたん。ゴエ門が「ウウウォーッ!!ガルルル!!」キャリーめがけて襲い掛かってきた��( ̄д ̄;) 「キャーッ ゴエちゃん止めなさい!!」と叫んでも、キャリーの中からもウーウーウーンギャーオ!!と応戦(涙) チビッ子のくせに生意気〜。オトナのオス猫に喧嘩を売るなんて、なんてやつ。。。
我を失ったゴエ門はケージの中まで入ってきて両手でバコバコッ、キャリーの声の主に殴りかかってくるので、「ちょっとやめて!」と左手で制してゴエを引き離そうとするのに、それでも立ち向かっていくゴエを今度は両手で引きずり出そうとしたら、ゴエに右手をガブガブッ噛まれた(ToT) 「なんてことするのよぅっっっ」
本当はこういうときの、大興奮したオス猫に素手で立ち向かうなんて無謀とはわかっていたけど、一瞬のできごとだったので、ただ猫同士を引き離すことで精一杯。お預かりチビ猫に万が一、怪我でもさせちゃったら大変!!
ようやっとの思いで、興奮したゴエをキャリーから引き離してケージの扉を閉めた。これでちょっとの間は安心かな。。。相変わらず、チビ猫はウーウーものすごい声で威嚇しまくっている・・・こいつ、きっと凄い性格なんだろうな、もしかしたらゴエ門負けちゃうかも(涙)
キャリーに入ったまま、ケージに入れられているチビ猫はずーっと威嚇しまくっていた。あまりの恐ろしい声にしーちゃんは部屋で固まっていたし、「売られた喧嘩は買わなきゃ男じゃない・・・」と思ったゴエ門は、威嚇する声の主の全容が見えないので、しばらくそろーりそろーりと歩きながら、ケージから離れていった。
もう・・・この大騒ぎな初対面、「(里子に迎える考えは)終わったな」と思うほどのできごとだった。