仔猫の里親募集の事情

そもそもコトの始まりは、知人からの突然のメールだった。知人の友人宅で、怪我をした仔猫(だと思っていたらしい)を保護して自宅で介抱していたら、そのうちだんだんお腹が大きくなって、ある日3匹の仔猫を出産してしまったらしい。ご自宅ではすでに2匹の先住ネコさんがいて、怪我をした仔猫だと思っていた子がさらに3匹も産み落としてしまい、急にネコの人口(?)が増えてしまったことで、ご家族のみなさんはアタフタしていたようだ。
で、その知人経由で、生まれてしまったチビ猫を里子に出すつもりで、早急に里親さんを探しているという情報が入ってきた。すでに男の子ネコは貰い先が決まっていて、残るは三毛の女の子と体の小さい長毛種の男の子の貰い先が決まらないから何とかならないか・・・との相談だった。
幸い、女の子を貰ってもいいという若いご夫婦が現れた。ただ、心配事が「先住ネコを飼っているが、受け入れ態勢をどうしたらよいか?」との相談に応じたのが、先に書いたメール内容だった。女の子は無事に貰われていき、先住猫さんとの折り合いも良く、ご家族みなさんでハッピイに暮らしていると、後日連絡があった。
貰い手が見つかりそうもない長毛種の仔猫。。。この子をどうするかをめぐって後々ややこしいやり取りが続くのであった。