ノミ事件

2009年8月24日の日記から
先週末、お預かり子猫の銀太くんが里親会に出席するので六本木まで連れて行った。当日、たくさんの子猫がいる高倍率のなかで、みごと里親さんをゲットしたらしく、日曜日からお試しに入ったので、うちには戻ってこなかった。
で、里親会場に来ていた獣医さんが銀太の体からノミを見つけた・・・との連絡が入ったのは、日曜日の朝のこと(ToT)。。。ということは、うちの猫たちにもノミがついてしまっている可能性大!!なんたって3週間のお預かり期間中、ほとんどはケージ暮らしをしてもらっていたけど、しーちゃんとも遊んでいたし、私も抱っこをしたりしていたから移った可能性は十分にある。
連絡を受けてあわてて病院に連絡をし、状況を説明してフロントラインを処方してもらってきてしーちゃんとゴエ門に液体薬を挿すことに。投薬のときはいつものことなのだが簡単にはいかない。薬だとわかると逃げ出すからだ。案の定、フロントラインの口をカチッと折ったとたん、2匹の反応が変わった。何かされる・・・と察したのだろう。普段は大人しいゴエ門がジタバタ暴れる。逃げようとしたところを羽交い絞めにして、首のうしろに液を挿すと、んぎゃっ!と小さく鳴いて暴れるので「ちょっと大人しくしてよ!」とひざの上で抱っこしたゴエの頭を左腕のひじで挟んでおいて薬を擦り込んだ。
次はしーちゃん♪と、近寄るとシャーシャー、ウーウー。。。叫んで座卓から出てこようとしない。覗き込んで「でもお薬つけないとかゆいの治らないよぉ」と言ってみたがダメ。手を伸ばしたらシャーッ!バシッ!!と思いっきりはたかれてしまった(涙) (でも昔みたいに爪が出てなかった分、怪我をせずに済んだけど・・・)投薬することが完全にバレている。。。困った・・・。それでもなんとか背中を撫でて落ち着かせて試みたのだが、所定の場所に薬を挿すことができず首の横の毛にちょっとかかっただけで失敗。(ToT)
こうなってしまうと執拗以上に追い込むと絶対薬を挿させてもらえなくなるので、あきらめていったん小休止。
夜中になってゴエ門のそばでくつろいでいるシーちゃんにブラッシングする振りをして、ゴロゴロ喉を鳴らして首を伸ばした隙に再度挑戦。右手でブラッシングを続けて安心させておいて左手で持った薬を一気にチューッと挿した。よーっし!成功だ♪シーちゃんは一瞬冷たいものが首に触ったので驚いて飛びのいたので薬を揉み込むことはできなかったが、とりあえず一本分の薬を挿すことができた。
薬を挿したあとも相変わらず痒がって身づくろいしながら噛み噛みしていたので、フロントラインって首の後ろに挿すだけでどんな効果があるのかなぁ。ホントにノミを絶滅させられるのかなぁ・・・とちょっと不安になった。

翌朝、どちらに多くついていたかわからないが、死んだノミが床の白いラグのうえに10数匹パラパラ落ちていた。ひゃーっっ(@д@;) 気持ち悪いので、黒い小さな粒みたいな死骸を粘着テープでペタペタ取ってゴミ箱へ捨てた(涙)
フロントラインの威力は実証されたけど、チビ猫を預かっている3週間の間に、こんなにノミが繁殖していたのかと思うと、クラクラした。。。( ̄д ̄;) だって毎晩ゴエ門はニンゲンの枕元で寝ていたんですもの。。。もしかしたら私の頭の毛の中にノミが潜んでいたりして・・・恐っっ(ToT) 自分の頭にフロントライン付けようかしら・・・と思ったくらい(笑) これでちゃんとノミ退治ができているといいのだけれど。。。